第一種電気工事士の資格試験は、四択のマークシート方式による筆記試験と、実技による技能試験との2段階で行われます。
筆記試験の合格者はその年と次の年の2回、技能試験に挑戦する権利が与えられます。
また、第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の交付を受けている、 あるいは旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の資格を有している人は、筆記試験が免除されます。
第一種電気工事士の試験は年に1回です。筆記試験免除者も、受験申し込み時期は同じです。
また、筆記試験の四ヶ月、実技試験の約半年前の申し込み、そして受験料の払い込みとなります。
できるだけ余裕を持って申し込むことをオススメします。
第一種電気工事士の筆記試験に合格するコツは徹底した「過去問」の繰り返しです!。
「予想問題」を暗記するほどやりこむのは当然として、過去問までクリアすれば筆記試験は突破したも同然です。
第一種電気工事士に挑戦する方の多くは、すでに現場経験を積まれていることでしょう。 しかし、電気工事士の実技試験は、現場の作業とほど遠いということを抑えておく必要があります。
「電源トランス(変圧器)」は「端子台代用」、「自動点滅器」も「端子台代用」といったように、簡略化されており、実務のなかで身につけた感覚だけで挑むと混乱するかも知れません。 むしろ「プラモデル」を組み立てる感覚に近いかも知れません。 部分的に本物の材料を使わない事から、試験用に勉強する事が必要です。
本番では緊張しないこと、また持ち込む工具は前日に、不備がないかチェックしておきます。 事前準備として「回路図」に目を通し、慣れておくのも効果的です。ワイズ電気では実技の指導も(有料)行っております。