第二種電気工事士の資格試験
第二種電気工事士の資格試験は、四択のマークシート方式による筆記試験と、実技による技能試験との2段階で行われます。
試験時期は上期と下期のどちらかを選択します。
筆記試験の合格者は、翌年の技能試験に挑戦する権利が与えられます。
また、高校以上の学校において、電気工事士法で定める課程を修めて卒業した方、電気主任技術者免状取得者等も筆記試験が免除されます。
第二種電気工事士の試験の申し込み
第二種電気工事士の試験は年に2回です。筆記試験免除者も、受験申し込み時期は同じです。
できるだけ余裕を持って申し込むことをオススメします。
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受験案内・申込書の配布予定時期
- ※今年度は終了しています。例年、3月頃からはじまります。
- 受験手数料
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ゆうちょ銀行:9,600円
インターネット:9,300円
- 上期試験
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筆記:平成26年6月1日(日)
技能-1 平成26年7月26日(土)
技能-2 平成26年7月27日(日)
- 下期試験
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筆記:平成26年10月4日(土)
技能:平成26年12月6日(土)
- 【問合せ先】
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一般財団法人電話03-3552-7691
電気技術者試験センターメール
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第二種電気工事士の筆記試験
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以下の内容から出題されます。四択のマークシート方式です。
- 電気に関する基礎理論
- 配電理論及び配線設計
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
- 電気工事の施工方法
- 一般用電気工作物の検査方法
- 配線図
- 一般用電気工作物の保安に関する法令
合格のポイント!
第二種電気工事士の筆記試験に合格するコツは徹底した「過去問」の繰り返しです!。
「予想問題」を暗記するほどやりこむのは当然として、過去問までクリアすれば筆記試験は突破したも同然です。
第二種電気工事士の実技試験
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以下のなかから、持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を支給される材料で、一定時間内に完成させます。
- 電線の接続
- 配線工事
- 電気機器及び配線器具の設置
- 電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具の使用方法
- コード及びキャブタイヤケーブルの取付け
- 接地工事
- 電流、電圧、電力及び電気抵抗の測定
- 一般用電気工作物の検査
- 一般用電気工作物の故障箇所の修理
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- 平成18年度から技能試験のうち従来行われていた「材料等選別試験」は廃止され、従来の「単位作業試験」だけとなります。これに伴い、筆記試験は、従来の「材料等選別試験」で出題されていた内容を考慮した出題となります。なお、筆記試験の解答方式、問題数、試験時間等の変更はありません。
- 技能試験における材料の追加支給については、従来は、受験者からの要望により支給(支給品によっては、欠陥の対象となる)いたしましたが、平成18年度から端子ねじ、リングスリーブ及び差込形コネクタは、作業のやり直し等で材料に不足が生じた場合に限り支給いたしますが、その他の材料は、一切支給しないこととなりました。
- 平成18年度から技能試験の候補問題を事前に公表することとなりました。詳しくは、受験案内ホームページをご覧ください。
第二種電気工事士 合格のポイント!
第二種電気工事士の実技試験は、基本的な技術と、図面の理解を確認するためのものです。
徹底的な基礎の確認が、合格への最短距離となります。
本番では緊張しないこと、また持ち込む工具は前日に、不備がないかチェックしておきます。
事前準備として「回路図」に目を通し、慣れておくのも効果的です。ワイズ電気では実技の指導も(有料)行っております。
※参照:一般社団法人 電気技術者試験センター
電気技術者試験センター